(※本記事は、CSBASIAの軌跡を綴った航海日誌【Log.041】です。最初から読む方はこちら)
■ コロナ禍の契約と、相場への回帰
契約満了の1ヶ月前。管理会社からの退去確定の連絡を受け、即座に次期入居者の募集プロセスが開始されました。 今回退去される方は、未曾有のコロナ禍という極めて厳しい時期に入居してくださった方です。当時の市況に合わせて相場より低めの家賃設定にしていたため、立地・築年数・設備をフラットに評価すれば、現行家賃から数千円程度上げればコロナ前の本来の水準に戻る、という計算でした。
■ プロの客付け力と「強気の提案」
しかし、管理会社の担当者からの打診は私の想定を超えていました。 「現在の周辺の家賃相場と、この物件のスペックを考慮し、まずは強気の「1万円以上のプラス」で募集をスタートしたいと考えています」 時期は不動産賃貸の閑散期。正直なところ、「そこまでの家賃では決まらないのではないか」という思いが頭をよぎりました。しかし、私は現場のプロフェッショナルのディレクションに口出しすることはしません。「退去までまだ時間もありますし、お任せします」とだけ伝え、GOサインを出しました。
■ わずか数日での制圧
結果は、募集開始からわずか数日。管理会社から「入居が決まりました」という報告が入りました。 新たな入居者の属性を聞くと、この物件の立地や条件がまさに「ドンピシャ」で合致していたことが判明しました。想定外の家賃アップでの即決。自分の物件のポテンシャルへの嬉しさ以上に、相場を的確に見極め、即座に優良な顧客を連れてきてくれた管理会社と提携先の不動産会社の「客付け力の強さ」に、改めて深い感謝を噛み締めました。 今回は私自身も運が良かったです。次は、退去後の原状回復と、必要に応じたバリューアップのフェーズに移行します。


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