(※本記事は、CSBASIAの軌跡を綴った航海日誌【Log.033】です。最初から読む方はこちら)
■ 刻一刻と迫る「1月」という決断の時
不動産投資という外郭の防衛線を構築する一方で、私には「家長」として絶対に死守しなければならない本丸(自宅)があります。そして今、その本丸に一つの大きな決断が迫っています。
我が家の自宅の住宅ローンは「10年固定金利」を選択(当時は借り換え時のメリットが大きかったため)しており、その10年という防衛期間が、来年の1月22日にいよいよ終わりを迎えるのです。日銀のマイナス金利解除、そして徐々に上がり始める金利。この激動のタイミングで固定期間の終了を迎えるというのは、なんとも痺れる巡り合わせです。
■ 残債が減ったフェーズ。次の一手は「変動」一択
固定金利の期間終了が近づくと、現在借りている銀行から「次の金利プラン(変動か、再度固定か)」の選択を迫られます。手続きのデッドラインは11月です。ここで私の結論はすでに出ています。 次は「変動金利」です。再び固定金利を選ぶという選択肢は、私の中にはありません。
理由は明確で、我が家の住宅ローンがすでに後半戦に入り、残債が一定水準まで減っているからです。 ここまで残債が減っているフェーズにおいては、金利上昇による支払額増加のリスクよりも、固定金利の「安心料(高い金利水準)」を払い続けるコストの方が、家計の兵站を大きく削り取ります。残債と期間のバランスを冷静に計算すれば、変動金利の波を乗りこなす方が圧倒的に合理的です。
■ 思考停止の「ステイ(継続)」か、それとも「借り換え」か
次のプランが変動金利に決まったからといって、そのまま今の銀行からの提案に無条件で頷く(ステイする)ような思考停止は、資産防衛において明らかな「悪手」です。 既存顧客に提示される金利は、新規顧客向けの優遇金利よりも割高に設定されていることがほとんどだからです。
一方で、他行へ「借り換え」をするには数十万円の諸費用(登記費用や事務手数料など)が発生します。ローン後半戦の規模感では、借り換えによる金利削減メリットが諸費用で相殺されてしまう「手数料負け」のリスクも潜んでいます。
■ 頼れる物差し(レーダー)を具備する
では、今の銀行にステイすべきか、手数料を払ってでも他行へ借り換えるべきか。 この答えを出すために必要なのは、感情ではなく「正確なデータ」です。私自身はそのための頼れる物差し(レーダー)として、「モゲチェック」を活用しています。
私の狙いは単純な「借り換え先探し」ではありません。モゲチェックが弾き出した最適金利(借り換え時の諸費用含む)をしっかりと精査し、現在の銀行から提示される金利が妥当かどうかを測る究極のベンチマークとして使うのです。
11月のデッドラインに向けたリアルな思考プロセスとシミュレーション結果は、今後この航海日誌で包み隠さず共有していくつもりです。見えない敵から家族の聖域を守り抜くため、まずは現状の最適解をしっかりと抽出します。
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