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Log.021|【番外編】JCB ザ・クラスへの道 「届いた黒い封筒」に格別な和のぬくもり

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(※本記事は、CSBASIAの軌跡を綴った航海日誌【Log.021】です。最初から読む方はこちら


2023年12月中旬。 冬の冷たい空気が張り詰める夕暮れ時、私は自宅のポストを開け、そこで「それ」を見つけました。

普通のダイレクトメールとは明らかに違う、厚手でマットな質感。 そして何より、威圧感すら漂う「黒の封筒」。

JCB THE CLASS(ザ・クラス)。 日本発の国際ブランドJCBが発行する、最上位のブラックカードへの招待状(インビテーション)です。

帰宅した私は、震える手でその封筒を握りしめ、妻に報告しました。 妻は以前から、私がコツコツとカード決済している姿を「またマニアックな趣味を…」という温かな目で見ていました。しかしこの時ばかりは、私の様子が尋常ではなかったようです。

「どうしたの、何かトラブルでもあった!?」

私の手は、本当に震えていました。 それは単なる「新しいカードが手に入る」という喜びではありません。 リスクを取りながら資産形成をしてきた私が、「社会的な信用(クレジット)」という目に見えない資産を、形として手に入れた瞬間だったからです。

今回は、不動産投資家の私がなぜ、これほどまでにステータスカードに固執したのか。その「感情」と「実利」のお話をします。


■ 黒い「お守り」

ビジネスパーソンのみならず、不動産投資家にとっても「信用力」は命です。 しかし、信用というものは目に見えません。いくら「私は返済能力があります」と口で言っても、証明するのは難しいものです。

ある時、銀行勤務の同級生と食事をする機会がありました。 彼は昔気質の現金主義。会計の際、私がスッとカードを出して決済をする様子を見て、彼はボソッと言いました。

「そういうカードを一枚持っておくと、信用を感じさせるよな。ある程度の年齢になったら、俺も持っておきたいよ」

銀行員は「お金」そのものよりも、「お金を正しく扱える人か」を見ています。 彼の一言で、私は確信しました。

こんな自分でも、JCBからのインビテーションが届き、一定の評価を得た。 この事実は、私にとって最強の精神安定剤になりました。

銀行の融資面談の際にも、私のポケットにはこのカードが入っている。「私の属性と支払い実績に、何ら後ろめたいことはない」という自信。 それはまさに、「お守り」のような存在なのです。


■ コンシェルジュは「魔法使い」か

「高い年会費を払うだけの価値はあるのか?」 そう問われれば、私は即座に「YES」と答えます。その理由の一つが、専任のコンシェルジュデスクです。

以前、「子ども向け 歌舞伎のチケット」を取ろうとしたことがありました。 人気公演のため、発売当日にネットに張り付いても、あるいは電話でも取るのが難しいと聞いていたチケットです。

私はダメ元で、コンシェルジュに電話をしました。 「取れない可能性も十分にあります」と前置きされた上で依頼したのですが、後日掛かってきた電話の内容に耳を疑いました。

「チケットをご用意できました。また、お子様が見やすいお席を確保しております」

単に「取れた」だけではありません。「見やすい席」というプロの配慮まで付いてきたのです。 これには妻も驚き、「 代わって骨を折ってくれて、自分たちでは獲得できないことをしてくれた」と絶賛してくれました。

私たち投資家にとって、時間は最も貴重なリソースです。 「不慣れや面倒な手配をプロにお任せできるチケット」を得られると考えれば、このカードは決して高い買い物ではありません。


■ 「自分ごとき」が選ばれた意味

世の中には、高い年会費さえ払えば誰でも申し込めるプラチナカードやブラックカードも存在します。 しかし、JCB ザ・クラスは違います。

完全招待制(インビテーション・オンリー)。 こちらから「欲しい」と言って申し込むことはできません。長年にわたり、約束通りに支払いを続け、JCB側から「あなたは信頼に足る人物です」と認められた者だけに、あの黒い封筒が届きます。

正直に言えば、「自分ごときがいきなりプラチナなんて…」という思いもありました。 だからこそ、ゴールドカードからコツコツと実績を積み上げ、階段を登るように育てていくJCBの「育成型」の哲学が、私の性分に合っていたのです。

ポストに届いたあの黒い封筒は、JCBから 「あなたは長い間、約束を守り続けましたね。合格です。」 そう言われた気がして、私はこの歳になって久しぶりに、身体が震えるほどの達成感を味わいました。


■ 次回予告:最短で「黒い封筒」を呼び寄せる方法

では、具体的にどうすればこのインビテーションは届くのか? 私は特別な富裕層ではありません。借金も豊富にあります。

それでも、「ある戦略」に基づいて日々の決済を集中させることで、到達することができました。 次回は、私が実践した「守備的クレヒス修行」の全貌(年間決済額、対象費目、ゴールドからのロードマップ)をすべて公開します。

(後編へ続く)

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